本と銃弾、メキシコ北部文学における暴力の諸相
講演会『本と銃弾、メキシコ北部文学における暴力の諸相』 3月3日(金)18:00- 会場:インスティトゥト・セルバンテス東京及びオンライン 言語:スペイン語(日本語の同時通訳あり) 入場料無料、要予約 エドゥアルド・アントニオ・パラとダビー・トスカーナ、ふたりの素晴らしい作家をメキシコからお招きし、メキシコ北部の文学に見られる暴力の表象についてお話を伺います。
メキシコ北部は、メキシコの中心部や南部とも、また隣国アメリカとも人種的、地理的、経済的、政治的要因から異なり、独自文化を持つ土地です。そこでは3,200kmに亘る国境に接することから活発な商取引が行われる中、その隙間を突いて生じるぞんざいな武器の製造販売や人やモノの不法な往来により、様々なタイプの暴力や犯罪が引き起こされています。そして、それらが社会構造にひずみを生み、マイノリティやジェンダーにおける構造的差別をもたらしています。 文学作品において表現されてきた、それらが織りなす複雑な諸相とそのメカニズムについて、作家ふたりの対話から考えます。
本講演会はメキシコ大使館及びインスティトゥト・セルバンテス東京協力で開催されます。 どうぞお見逃しなく! 講演者:ダビー・トスカーナ、エドゥアルド・アントニオ・パラ
司会:仁平ふくみ
