特別試写会『入国審査』
ジャパンプレミア 『入国審査』
7月3日(木) 18:30 開場/19:00上映 *映画上映後、監督によるティーチインあり
入場無料、要予約
インスティトゥト・セルバンテスは、スペイン大使館および松竹との共催により、スペイン語圏のインディペンデント映画界でも高く評価される作品『入国審査』の特別試写会を開催します。
アレハンドロ・ロハス監督とフアン・セバスティアン・バスケス監督が手がけた本作は、アメリカ入国時の移民審査で足止めされるラテンアメリカ人カップルの物語です。形式的な入国手続きとして始まった出来事が、次第に緊迫した尋問へと発展し、個人的・社会的な亀裂が浮き彫りになります。シンプルながら力強い演出と張り詰めた緊張感をもって、現代社会における「国境」「不信」「脆弱さ」といった概念を問いかける作品です。
上映後には監督によるティーチインが開催されます。マラガ映画祭、タリン映画祭、ハバナ映画祭などで注目を集めた本作の創作背景について、監督から直接話を伺う貴重な機会となるでしょう。
参加をお待ちしています。
◎8月1日(金)新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国公開
公式HP:https://movies.shochiku.co.jp/uponentry/
あらすじ
移住のために、バルセロナからNYへと降り立った、ディエゴとエレナ。エレナがグリーンカードの抽選で移民ビザに当選、事実婚のパートナーであるディエゴと共に、憧れの新天地で幸せな暮らしを夢見ていた。ところが入国審査で状況は一転。パスポートを確認した職員になぜか別室へと連れて行かれる。「入国の目的は?」密室ではじまる問答無用の尋問。やがて、ある質問をきっかけにエレナはディエゴに疑念を抱き始める──。
『入国審査』|監督・脚本:アレハンドロ・ロハス、フアン・セバスチャン・バスケス|2023年|スペイン|スペイン語、英語、カタルーニャ語|77分|日本語字幕あり|
配給:松竹
後援:在日スペイン大使館、インスティトゥト・セルバンテス東京
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