第26回ドンキホーテの読書リレー 世界本の日
世界の本の日は、本や読書の楽しみを促進するためのお祝いです。毎年4月23日には、本の魔法の力、過去と未来とのつながり、世代と異なる文化の架け橋を宣伝するために、世界中でお祝いが行われます。
1995年にユネスコで認定されたこの日は、作家ミゲル・デ・セルバンテス、ウィリアム・シェイクスピア、インカ・ガルシラソ・デ・ラ・ベーガの1616年の没年月日と一致しており、文学の世界では非常に象徴的な日となっています。
ユネスコは、「本は歴史的に知識の普及の最も強力な要素であり、その保存の最も効果的な手段であった」と述べています。
この世界本の日は、スペインの編集者グループにより申請されました。
それ以来、世界中の多くの場所で、たとえば公的機関や本の関係機関(編集者、図書関係者、図書館司書、先生)、など全ての人が協力して本と著作権の日に敬意を表しお祝いしています。
スペインでは、スペイン人とヒスパニックの新人作家にとって最も重要であるセルバンテス賞の年次賞のお祝いも同日にあります。今年の受賞者はクリスティーナ ペリ=ロッシ( ウルグアイ・モンテビデオ出身、1941年生まれ )です。
今年もインスティトゥト・セルバンテス東京の図書館は、ガブリエル・ガルシア・マルケスが述べたように、「人間が作り出したものの中で最も親密で素晴らしい」お祝いに関連するさまざまな活動として世界本の日に参加します。
アクティビティプログラム
第26回ドンキホーテの読書リレー
読書・出版・著作権保護の促進する「世界本の日」を記念して、インスティトゥト・セルバンテス東京はドンキホーテの朗読リレーを開催します。 マドリードのCírculo de Bellas Artes (シルクロ・デ・ベジャス・アルテス) が26年前に始めたこの催しは、毎年恒例イベントとなっています。
コロナウイルスの影響で今年はオンラインのみの開催となりますが、世界中のスペインの文化・言語等の著名人らが録画に参加し、4月23日にシルクロ・デ・ベジャス・アルテスのホームページで公開されます。この日は、世界本の日であると同時にミゲル・デ・セルバンテス賞の開催日でもあります。
インスティトゥト・セルバンテス東京の図書館からの参加者:
Fidel Sendagorta Gómez del Campillo, Embajador de España en Japón
Javier Fernández, Gestor cultura del Instituto Cervantes Tokio
Etsuko Yamamoto, estudiante de español del Instituto Cervantes Tokio
Rei Otsuka, estudiante de español del Instituto Cervantes Tokio
読書は4月23日、シルクロ・デ・ベラス・アルテス・デ・マドリッドのウェブサイトで完全に放送されます。
シルビア先生の読み聞かせ ・世界の本の日
朗読者: Silvia Martíncez
4月23日(土)15:00 - 16:00h
4歳から10歳対象
読書倶楽部・"2つの素晴らしい物語", カルメン・マルティン・ガイト (スペイン)
朗読者: Álvaro González-Aller
4月23日(土)16:00 - 17:00h