バーチャルシネクラブ 「スペインの女性たちへ:マリア・レハラガ」
Instituto Cervantes10月の「バーチャルシネクラブ映画との出会い」は『スペインの女性たちへ:マリア・レハラガ』を上映します。前作で偉大なる文学家ルベン・ダリオとアントニオ・マチャドに捧げる作品を制作した、セビリア出身のローラ・ホイマン映画監督の作品です。本作はスペイン人作家でフェミニズムの先駆者マリア・レハラガへの敬意の表明である、また歴史的瞬間の記録でもあります。輝かしく勇敢な女性らは、より良い未来を築こうと活動しましたが、スペイン内戦の勃発にその夢は打ち砕かれたのです。繊細な手法で歴史の記憶を回復しようと試みる本ドキュメンタリー作は、映画界の3つの主要な賞(フェロス賞、フォルケ賞、ゴヤ賞)にノミネートされています。あらすじ: マリア・レハラガ(1874-1974)の作品は、夫であり劇場経営者のグレゴリオ・マルティネス・シエラの名前で発表されました。彼女は史上最も多作なスペインの劇作家であり『子守唄』(その5回が映画化されている)やファリャの『愛は魔術師』の台本などを手がけました。彼女はスペイン第二共和国の議員であり、女性の権利と自由のための先駆的なプロジェクトの創設者でもありました。本アクティビティインスティトゥト・セルバンテスのスタッフが進行を務め、映画製作に関わる専門家(映画監督、脚本家など)が参加します。どうぞスペイン語映画をお楽しみください!