モロッコへ仕入れに
1980年代のアート系映画を代表する「マドリード・コメディ」を代表する監督の一人フェルナンド・コロモによる、同名の舞台劇の映画化。
本作では、それまでの作品に見られた陽気な雰囲気から一歩離れ、登場人物に深く寄り添い、階級や将来といった要素が浮かび上がる、遊びの少ない世界を描いています。
アイタナ・サンチェス=ヒホン演じるキャラクターは、当時の名優たちに支えられながらしっかりと存在感を示しています。
あらすじ
チュサは、麻薬売人の従兄弟、恋人である警官と一緒に暮らしている。従兄弟を助けるため、チュサは時々モロッコから草(マリファナ)を密輸している。その量は増えていくばかり。そこでチュサは友人とともにモロッコへ向かうことにするが、今回は思い通りにはいかない事態に…。
[出典: Lola Films]