ハッピー80'sとマドリード・ムーブメント ― 民主主義への移行、ポストモダン、『ラ・ルナ・デ・マドリード』誌まで ―
ハッピー80'sとマドリード・ムーブメント
― 民主主義への移行、ポストモダン、『ラ・ルナ・デ・マドリード』誌まで ―
ホセ・トノ・マルティネスを迎えて
4月16日(水)18:30
インスティトゥト・セルバンテス東京
入場無料・要予約
言語:スペイン語(日本語同時通訳付き)
スペインの80年代を象徴する文化運動「マドリード・ムーブメント(通称モビーダ)」。
その誕生から40年を迎える今年、当時のカルチャーシーンを牽引した雑誌『ラ・ルナ・デ・マドリード』元編集長であり作家のホセ・トノ・マルティネス氏が、モビーダがスペイン社会と文化に与えた影響について語ります。
フランコ独裁体制の終焉後、1970年代後半から1980年代にかけて、マドリードでは自由で創造的なエネルギーが爆発しました。
音楽、アート、ファッション、文学、映画――あらゆる分野で従来の常識を覆し、大衆文化とアンダーグラウンド文化が融合。
このムーブメントは、マドリードだけでなくスペイン全土に楽観的で自由な精神を広めました。
本講演では、モビーダの芸術面に焦点を当て、ポストモダンの多様な表現がいかに交差し、時代の美学を形作ったかを掘り下げます。また、2006年スペイン国立写真賞を受賞したパブロ・ペレス・ミンゲスをはじめ、モビーダを彩ったアーティストたちの作品についても詳しく紹介します。
80年代スペインの熱狂を感じる貴重な機会をお見逃しなく!