ミロ展開催記念トーク 『ミロ芸術の軌跡』
ミロ展開催記念トーク 『ミロ芸術の軌跡』
開催日:3月2日(日) 14:00-
会場:インスティトゥト・セルバンテス東京
言語:スペイン語・日本語(逐次通訳あり)
入場料:無料、要予約
インスティトゥト・セルバンテス東京は、3月1日から東京都美術館で開催されるジョアン・ミロの大回顧展を記念し、バルセロナのジョアン・ミロ財団(Fundació Joan Miró)の協力のもと、トークイベントを開催いたします。
ジョアン・ミロ財団ディレクターのマルコ・ダニエル氏、スペイン美術史家の松田健児氏、和泉市久保惣記念美術館の学芸員でスペイン美術研究者の町田つかさ氏をお招きします。
1893年にスペイン・カタルーニャ州で生まれ、90歳まで新たな挑戦をし続けたミロ。ピカソと並び20世紀を代表する巨匠ジョアン・ミロの生涯と彼の芸術の魅力について、初期から晩年に至るまでの作品がミロの芸術がどのように時代を彩ったのか、その軌跡をお話しいただきます。 また、ミロの作品に見られる書道や日本的美意識の影響、またミロを刺激した文化交流についても伺いたいと思います。 学生、美術関係者、そしてスペインアートにご興味をお持ちの皆様を歓迎いたします。
1893年にスペイン・カタルーニャ州で生まれ、90歳まで新たな挑戦をし続けたミロ。ピカソと並び20世紀を代表する巨匠ジョアン・ミロの生涯と彼の芸術の魅力について、初期から晩年に至るまでの作品がミロの芸術がどのように時代を彩ったのか、その軌跡をお話しいただきます。 また、ミロの作品に見られる書道や日本的美意識の影響、またミロを刺激した文化交流についても伺いたいと思います。 学生、美術関係者、そしてスペインアートにご興味をお持ちの皆様を歓迎いたします。
ミロの魔法が日本的な美の世界とどのように共鳴し合ったのか、ぜひその謎に触れてみてください!
マルコ・ダニエル(Marko Daniel)
2018年よりジョアン・ミロ財団のディレクターを務め、ロンドンのテート・モダンやテート・ブリテンなど、国際的に著名な美術館で多岐にわたる文化プログラムを担当してきた。美術史の博士号を持ち、東洋と西洋の芸術的関係を分析する研究を専門とし、現代美術やモダニズムに関する展覧会や講演、出版を通じて異文化対話を促進している。
松田健児(Kenji Matsuda)
ヨーロッパの前衛芸術が日本の絵画や美意識に与えた影響を研究してきた美術史家・キュレーター。国内外の著名な美術館や財団と協力し、スペインと日本の芸術的親和性を浮き彫りにする展覧会を企画。20世紀の芸術交流を新たな視点で考察する論文や研究成果を多数発表しており、中でもジョアン・ミロの作品が日本文化に与えたインパクトを掘り下げている。
町田つかさ(Tsukasa Machida)
日本とスペインの近現代美術、特に両国の文化的交流に焦点を当てたキュレーターとして知られる。ジョアン・ミロをはじめとするスペイン人アーティストをテーマにした多彩な展覧会を企画し、日本の伝統的な絵画表現とヨーロッパ近代芸術の相互影響についての研究や著述活動にも積極的に取り組んでいる。
ミロ展
2025年3月1日(土)~7月6日(日)
東京都美術館
1893年にスペイン、カタルーニャ州に生まれたジュアン・ミロ(1893~1983)は、同郷のピカソと並び20世紀を代表する巨匠に数えられます。太陽や星、月など自然の中にある形を象徴的な記号に変えて描いた、詩情あふれる独特な画風は日本でも高い人気を誇ります。そんなミロの創作活動は、没後40年を迎えたいま、世界的に再評価されています。本展は、〈星座〉シリーズをはじめ、初期から晩年までの各時代を彩る絵画や陶芸、彫刻により、90歳まで新しい表現へ挑戦し続けたミロの芸術を包括的に紹介します。世界中から集った選りすぐりの傑作の数々により、ミロの芸術の真髄を体感できる空前の大回顧展です。
https://miro2025.exhibit.jp/