文化プログラム

アートトーク『スペインのイメージ:版画を通じて写し伝わるすがた』

アートトーク『スペインのイメージ:版画を通じて写し伝わるすがた』 El Museo Nacional de Arte Occidental de Tokio

インスティトゥト・セルバンテス東京アートトーク 

「スペインのイメージ:版画を通じて写し伝わるすがた」 
7月4日(火)18:30- 
入場無料、要予約 
会場:インスティトゥト・セルバンテス東京 
言語:日本語 

フラメンコ、闘牛、アルハンブラ、ベラスケス、そしてドン・キホーテ…我々が思い浮かべるスペインの典型的な「イメージ」の多くは、19世紀にこの国を訪れた外国人旅行者たちによって作られたものです。そうしたステレオタイプの形成には、大量に刷ることができ、簡単に持ち運びができた版画が大きな役割を果たしました。 

国立西洋美術館で開催する「スペインのイメージ:版画を通じて写し伝わるすがた」(7/4-9/3)は、写し伝えることのできる版画が、スペインの文化・美術に関するイメージの形成や流布にどのように貢献したかについて、国内に所蔵される作品のみで探る、これまでにない企画です。
本講演では、展覧会の監修者が、展覧会の構成や見どころについて、分かりやすく解説します。 

川瀬佑介さん 
国立西洋美術館主任研究員絵画・彫刻室長。専門は17世紀を中心とするスペイン・イタリア美術史。メトロポリタン美術館T・ルソー・フェロー、長崎県美術館の学芸員を経て、2012年より国立西洋美術館に勤務。担当展覧会に「プラド美術館展―ベラスケスと絵画の栄光」(2018年)など。 

本展覧会は長崎県美術館での開催をへて東京で開催されます。 
国立西洋美術館の展覧会情報は以下を参照ください
https://www.nmwa.go.jp/jp/exhibitions/2023spain.html

主催