読書クラブ:フェルナンド・ゴンサレス・ビニャス『ガガーリンを待って』(小説)
soft_lightソビエト連邦が世界初の宇宙衛星スプートニク1号を打ち上げ、宇宙競争の幕が切って落とされたその同じ日、スペインの小さな町で、ラマルヒヤの父親が不思議なことに姿を消しました。 失踪の詳細が明らかなればなるほど謎は深まります。物語はソビエト宇宙開発競争に不可欠な3つ標石が語られます。スプートニク、ライカ、ガガーリンは人類の進歩として刻まれました。それと同時に、失踪した人々の家族が過ごした悲惨な日々は、遥かなるかなたの星々よりも地球上に存在する、真の人間の懸念を私たちに語ります。 会には著者ェルナンド・ゴンサレス・ビニャスが参加します。