山の家
経験ある脚本家ハビエル・フェレイロは、本作品を通じて人間の本質に内在する矛盾と向き合います。さらに、物語は他者に触られたくない心の領域に踏み込んでいきます。
あらすじ:
心臓発作を起こしたルイスは、老いによる身体の変化と死の恐怖とを初めて実感する。
恐れを抱いた彼は、自分が今最も求めているもの―10代の恋人マリオ―から距離を置こうと、元夫ガロが住む山の家へと身を寄せる。
しかし、マリオはあっさり同意するつもりはない。
子ども時代と青春時代を過ごした山の隠れ家で、ルイスは老いと死への恐怖、そしてマリオを引き留めたいという欲望に向き合うことを余儀なくされる。
[出典:スペイン映像芸術庁(ICAA)データベース]