小説“Monasterio”（修道院）、　著者エドゥアルド・ハルフォン（グアテマラ）

15時間の飛行機による移動時間に疲れ切った２人のグアテマラ人の若者が、ベン・グリオン国際空港で自身の荷物が出るのを待っている。 ブルックリン生まれのユダヤ教正統派の彼と結婚する妹の結婚式に参列するために、この国イスラエルに到着した。 多くの人々は、約束の地を求めてイスラエルに訪れるが、一方で、この小説　Monasterio （修道院）の語り手は、自身を“時にはユダヤ人”と称して、この国を知るにつれて、不快感が増えていくことに驚きを隠せない・・・