ベイコン
広告業界でのキャリアを経て、制作されたホセ・モンテロが初のフィクション短編作品。本作では、LGTBIQ+の世界に限らず、人間関係全般に見られる機能不全が描かれている。『ベイコン』は共同作業による脚本が見事に成果をあげている。俳優らのテンポの速さも見どころ。
あらすじ:
アンダーが飼い犬のベイコンを散歩に連れ出そうとしたところ、元恋人のカルロスと出くわす。カルロスは、かつて2人が同棲していたマンションの前で彼を待っていたのだった。持ち帰る荷物があるという口実で現れたカルロスの真の目的は、長らく未解決だった問題――ベイコンの親権について話すことだった。
[出典:Selected Films]