カットされた映像
『カットされた映像』は1980年にフェルナンド・ルイス・ベルガラ監督によって製作された実験的映画です。 スペインの裁判所で1980年代に検閲されたドキュメンタリー映画『ロシオ』に関する長期にわたる研究の成果から生まれました。同映画はスペイン内戦中のアンダルシアでのファシスト犯罪の責任者の一人を指摘したことから検閲されたのです。 あらすじ:2016年、1980年代初頭に検閲されたドキュメンタリー映画『ロシオ』に関する情報収集のためスペイン映画アーカイブで調査が行われました。アーカイブの倉庫にあった260本16ミリのネガフィルムロールから、編集上カットされたシーンが本作で使われています。禁じられた映画の忘れられた映像が、40年後にスクリーン上で生き返ります。
