ようこそ、マーシャルさん

ビジャル・デル・リオは静かで貧しく、人々から忘れられた小さな町です。特別なことは何も起きません。この退屈な町に、歌手のカルメン・バルガスとマネージャー、エージェントが訪れたことから、町には騒動が起こります。その同じ朝、アメリカ政府の一行がマーシャル・プランの視察のため町を訪れることに。
 フアン・アントニオ・バルデム監督とルイス・ガルシア・ベルランガ監督、シナリオライター、ミゲル・ミフラ協力によるシナリオ作品。第二次世界大戦後のヨーロッパを再建するためにアメリカが計画したマーシャル・プランにスペインが参加しなかったことで生じた混乱が描かれています。